内服薬が有効とされている肝斑治療ではありますが、
内服薬以外にも治療法方はあります。
■外用薬■
いわゆる、塗り薬です。外用薬でも、有効成分を届けることは可能です。
皮膚のバリアとも言うべき角層を通過するようになっているからです。
「トレチノイン」や「ハイドロキノン」などが外用薬に挙げられます。
■ケミカルピーリング■
簡単に言うと、皮膚をはがす治療です。「皮膚をはがす」…ちょっと怖いですね。
化学薬品を塗って皮膚をはがし、新しい皮膚にする、れっきとした治療法です。
安全なケミカルピーリングが普及している一方で、腫れや炎症といった
トラブルも報告されていますので、安易な利用は避けるべきでしょう。
■イオン導入■
皮膚に微弱な電流を流し、その電流の力によりイオン化させた
水溶液の成分を肌の奥まで届ける方法を、イオン導入と言います。
有効成分を大量に送り込めるという利点があり、
スキンケアで有効成分を送るよりは効率が良いでしょう。
肝斑治療の場合、「トラネキサム酸」や「ビタミンC誘導体」などの
成分を使います。
■フォトフェイシャル■
光治療です。照射するという点はレーザーと同じですが、
レーザーの光とは性質が違います。
アメリカで開発された治療法で、肝斑の治療の中では最新鋭に属します。
光を患部に照射するのに技術を要するため、クリニック選びが
重要になると思われます。
■アクシダーム■
電気の力を利用するのはイオン導入と同じですが、
イオン導入よりも成分の浸透率が高いとされています。
「トラネキサム酸」や「ハイドロキノン」など、
導入する薬剤はイオン導入と変わりません。
時間的経済的余裕があるならば、いくつかの治療法を試してみて、
その中で自分に合ったものを見つければ良いと思います。
時間もお金も無駄にしたくないという方は、
まずはそれぞれの治療方法のメリットとデメリットを把握した上で、
自分に合っていると思われるものを試してみるのはいかがでしょうか。
各治療法の特色を把握するために要する時間は、無駄にはならないはずです。
比較検討は、しっかりと行ってください。
なお、肝斑を含むシミの治療には保険が適用されない場合があります。
皮膚科やクリニックへの確認をお忘れなく!